HISTORY

Line-Up #1 (1997.10 - 1998.9)

ロンリー(ds, vo)、Gipsy(g, vo)、Ritti Danger(g, vo)、Morly(b, vo)

1997年
■10月 人生に何か物足りなさを感じていた(ホンマかいな)ロンリーとよ(dr,vo)が、Gipsy(ジプシー/g,vo)になにげなく電話。「キッスのカヴァーバンドやらな~い?」と声を掛ける。ただし、とよが東京在住ではないため、“練習は最多でも月1回”“スタジオに入る時には各自のパートをマスターしておくこと”など、条件を出す。Gipsy、とよの条件付き申し出をサクッと了承する。
■11月 残りパートの人選に入る。二人とも過去に数回ライヴをやったことのあるK三(vo)、Morly (モーリー/b,vo)加入。とりあえず適当な人材が見つかるまで無理にサイドギターは入れないまま、活動開始。早いとこライヴをやりたいということで、最大公約数的に皆ができる曲から選ぶ。
■バンド名について意見交換。多数存在するトリビュートバンドが、その名前をKISSの曲名やアルバムタイトルからピックアップしていることから、とよがKISSの「K」と彼らの代表曲“Calling Dr. Love”を合わせた『Dr. K』という複合名称案を出すが、「少年誌に同名の作品がある」ことから混同するという理由で却下。再度曲目から選ぶことにし、79年のアルバム『DYNASTY』収録の“Magic Touch”を1ワードの「Magictouch」に変えて、これをバンド名に決定する。
■12月28日 第一回練習。“A Million To One”“Nowhere To Run”“Let Me Go, Rock'n Roll”“Got To Choose”“Firehouse”“Comin' Home”“Lick It Up”“Cold Gin”“Deuce”“Talk To Me”“I Stole Your Love”が練習曲(第一回ライヴ候補曲)になる。

 

1998年
■2月7日 第2回目練習。この年1月の新年会でGipsy、K三と同席した Ritti DangerがMagictouchに興味を持ち、「サイドギターでも良いから」と加入願い。とりあえず2月の練習に来てもらうことになったが、その時はスタジオに来ず。ついでにモーリーも腹痛で練習お休み。
■この頃、Morly 数種類のロゴを製作。しかしGipsy の「アースシェイカーのような感じ」という意見をもとに Morly と共同でオリジナルロゴを作成。
■4月11日 加入立ち消えとなりかけでいたが、今度は Ritti スタジオに来る(フッ…)。サイドギター&ヴォーカルで参加決定。初ライヴとして練習スタジオ主催のライヴに参加することになる。
■4月15日 K三、いろいろあってバンドから除名。Ritti がリード・ヴォーカルも担当する。
■6月25日 恵比寿「ギルティ」で初ライヴ。イベント参加ライヴながら、キッスのカヴァーということもあり、さらには Ritti のジャパメタ的MCも客のツボをほど良く刺激してウケる。【1st TOUCH】
■8月2日 キッスのカヴァーバンド“FRACTURED MIRROR”“MAGICTOUCH”“UNHOLY”(出演順)による「Rock And Roll Party in Tokyo Vol.1」を西荻窪「ターニング」で開催。キャパは100人だが、とりあえずソールドアウトになる。【2nd TOUCH】
■9月 曲の難易度に拘わらずもっと幅広く選曲したい、加えてバンドとしての曲の完成ペースをさらに早めたいというバンドの考えに難しさを感じたモーリー、バンドを離れる。代わって「ギルティ」「ターニング」と2度のライヴを観て、MAGICTOUCHにそこそこ興味を持っていたドラマーのエリック・ケー(dr,vo)が加入。ロンリーはドラムからベースに追いやられる。